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【京橋シェアオフィスBTSニュース】
Vacation House事業経過報告


Vacation House事業 経過報告

 イントロダクション

株式会社Brain Trust from The Sunが新規事業として宿泊をビジネスとするVacation House事業としてスタートして8か月が経過した。この8か月間の成果とその間の経緯をまとめ、今後、本事業をさらに活性化させ本格的に事業を体系化し発展成長の加速を実現するための道標としたい。

http://t-reef-vacation-house.braintrust-from-the-sun.co.jp/

 

 第3号店舗 “Leaf” オープン

https://www.airbnb.jp/rooms/20377055

この8か月間でBlue Lagoon、Pine Treeの2店舗をオープンさせ活況を帯びてきている。8月初頭には第3号店舗Leafをオープンさせることができた。このLeafは富永悦子が渾身の力を入れてデザインし、緑をコンセプトにした斬新なものになっている。

 

https://www.airbnb.jp/rooms/19514451

https://www.facebook.com/TREEFVH.PineTree/?fref=ts

https://www.airbnb.jp/rooms/18179775

https://www.facebook.com/TREEFVH.BlueLagoon/?fref=ts

新規事業のスタート

当社は不動産事業を核にして賃貸アパートの分譲事業と太陽光発電所の分譲事業で成長してきた。双方の事業共に、不動産の付加価値を数倍に引き上げている実績があり、当社の社訓である、「“不動産の新しい価値の創造”でお客様を笑顔にする」を実現してきたと自負している。

新たにVacation House事業をスタートさせたのもこの社訓に則って古い賃貸住宅や空き家などの不動産を高付加価値化して、高い収入を得るビジネスモデル作りを企画した理由である。

また、昨今“民泊ビジネス”が大きな話題になっている中で、プレーヤーは中小零細事業者が圧倒的に多かったが、民泊新法なるものが制定され施行されることもあり、大手事業者も参入し易くなった事もBTSが参入したもう一つ理由である。

 

Vacation House事業コンセプトとビジネスモデル

Vacation House事業のコンセプトは「“非日常”を感じられる旅をプロデュースする」ことにあり、ビジネスモデルは、「宿泊と体験を提供する事業でオシャレな宿泊とアクティビティで非日常を感じさせ、海を愛するホストが友人を招くようにビーチカルチャーを感じさせ、ホストの魅力とカルチャー体験によりリピータが増加し価値も上がっていく」としている。

これを実現するためには、地元を重要視したビジネス展開を最優先に実施した。物件を探す人(不動産業者)、物件をデザインする人(デザイナー)、物件をリノベーションする人(工務店)、物件を運営する人(ホスト)、物件や事業に必要なものや事を提供してくれる人などあらゆる事を地元で、地元の人に、を徹底した。それが実現できたのも、事業担当者でありホストである富永忠男が鎌倉生まれ鎌倉育ちで生粋の地元っ子という存在だったからである。

ローカルファーストという考え方があるが、まさしく結果的にローカルファーストを実践した形になっている。

ローカルファーストという考え方

この富永忠男が地元に密着した人であり、多くの地元の友人がいる事がコンセプトを貫く上で非常に重要であった。すべての“こと”“もの”にローカルが関わってくれ、ローカルから調達して、ローカルから教えられ、ローカルに助けられた。T-REEF Vacation Houseコンセプトの絵を描いたのはBTSだが、このコンセプトを実現し色を付けたのは富永忠男というローカルであった。

 

経営としてのVacation House事業

ホテル経営の重要な指針は宿泊単価と稼働率そしてリピート率があると思うが、その3つ共が大きく上昇している。

事業開始後8か月なので、多くの事を論じる訳にはいかないが、Vacation House事業の最初の宿泊所であるBlue Lagoonを例にすれば以下の表のような実績になっている。

5月 8月
宿泊単価 19,875円 20,477円 602円上昇
稼働率 58% 90% 32%上昇
リピート率 0泊 9泊 大きく上昇

 

本事業の展望

江の島が2020年のセーリング競技会場になっており、そこから至近という地の利が腰越にはあり、出場国であるオランダ、ノルウェー、ロシア、オーストラリア、スイスなどのナショナル-チームの定宿となりつつある。これらの宿泊者の中には世界チャンピオンや2度のオリンピック金メダリストなどが居る。彼らナショナルチームと富永忠男との関係が非常に良好で厚い信頼関係で繋がっている事から2020年までは良好な経営状態が続くと考えられる。

 

本事業の課題

2020年までは良好な経営状態が続くと考えられるが、課題が無いわけではない。当然2020年以降は大きな課題であり、更なる魅力を追加し続けなければならない。

また、現在でも海でのウォータースポーツシーズンは集客の心配は少ないが、それ以外の晩秋から初夏にかけての時期の集客をどのようにすべきかが大きな課題である。今後この2点を中心的な課題に対処をしていきたい。その点でも地元優先で地元に頼った解決策を検討したい。

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