マーケティングの誕生


マーケティングという学問はいかに誕生したのでしょうか。時は産業革命まで遡ります。1760年代にヨーロッパで起きた産業革命により今まで人口の増加分しか伸びなかった多くの製品の生産が可能になり経済は大きく伸びました。そしてアメリカ(北米)に伝わり、特に北部では産業革命を迎えて工業化が進みましたが、南部は綿花生産を主産業としていました。北部で工業化が進み、24時間体制のためにランプの油を求めて太平洋を西に向かいます。ランプには鯨の油が良いためで、日本においてはこれがペリー来航につながります。経済が進むにつれ、北部での工場労働者の不足が問題になり、リンカーンは黒人奴隷解放を政策として、労働力確保に当たります。1865年北軍の勝利により、奴隷は解放されますが、・・・

産業革命において生産された製品は、ヨーロッパの国の売り先は世界中の植民地になります。しかし新興国アメリカは販路を海外に求めることができず、国内市場の需要を創造してそこに量産された商品を売り込む以外、方法がありませんでした。生産されたものがそのまま消費された時代と違い、ものがあまるようになり、この生産数と消費数のギャップを埋めることを考えるようになります。これがマーケティングの始まりです。(要するに市場を作る方法です。)

製品の啓蒙活動、生産者と消費者の情報格差、価格の決め方、販売場所、販売方法、販促活動等が考えられ体系的に整理されていきました。そして、エドモンド・ジェローム・マッカーシーが唱えたマーケティング4Pに代表されるマーケティング1.0の世界に進んでいきます。

BTS インキュベーションマネジャー
中小企業診断士   川崎 佳朗

 

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