【京橋シェアオフィスBTSイベント】
ベトナム最大手の技能実習機関SULECO社による説明会 主催 株式会社One Terrace


6月28日に、ベトナム最大手の技能実習機関SULECO社による説明会に参加してきました。

【ベトナム技能実習機関による説明会参加レポート】
技能実習制度では現地の技能実習機関と日本の管理組合がやり取りを行うため、現地の技能実習機関と実際に実習生を受け入れる企業側が交流できる機会というのは滅多にないのでとても有意義だとの声を両社から伺いました。

そもそも技能実習生制度って?
外国の方が3~5年間日本の企業で働くことによって、日本の高い技術を身につけ、その国の発展を担う人材を育てるための制度です。

説明会では、主催の株式会社One Terraceの石中代表よりベトナム人財の現状や日本で技術や人文知識などの就労ビザで働ける直接雇用についてお話しいただきました。その後SULECO社のPham Quoc Thang副社長より、技能実習の研修内容や教育方針、自社の取り組みをお話しいただきました。ベトナムでは企業理念の程度が低い技能実習機関も多いと伺っていましたが、SULECO社では実習生への教育にとても力を入れており今まで1万人の実習生を日本の企業へ派遣しております。
株式会社One Terraceの石中代表

SULECO社の取り組み

・実習生と技術者の派遣
1991年から先進国へ延べ4万人を派遣し、そのうち1万人が日本へ。
・教育・研修
実習生は寮生活を行い、外国語教育と職業訓練を受けた後実習先に派遣される。
(日本へ来る実習生の最初の日本語能力はN4程度)
・帰国後の就職先紹介

SULECO社のPham Quoc Thang副社長

説明会後は、ベトナム流の乾杯で懇親会が始まり大変盛り上がりました。

<参加してみて>
イベントに参加された企業の方々の技能実習制度の認知度は様々でした。技能実習生を受け入れてみたいけどやり方が分からない、外国人を雇用したいけど何から始めたらいいか分からない等、企業に情報が行き届いていないと感じました。
実習生に関して、失踪事件や受け入れ企業の劣悪な環境など悪いニュースが多いのが現状です。本来は国際協力のための制度であるのに人材不足を補うための労働力という認識が多数派であるようにも感じています。現在、日本で働きたいと思っているベトナム人は多くいます。その人たちの期待を裏切ることがないよう受け入れ側の体制を整えることが急務だと思いました。
失踪や犯罪が起きやすい状況の原因としては、制度に対する理解不足や、関係者が多く当事者間に事実が伝わりきらない状況、技能実習機関が設けるデポジットや費用が設定値より高い、日本での就業に関しての企業への管理体制が機能しづらい状況にあるなど様々あると感じています。

技能実習に対する受け入れの国を変えれば済む話ではなく、人々の人生が関わっていることを十分に関係者が理解して、お互いの誤解や負担がなく、未来に続く仕組み作りを今取り組まないと、先人が築き上げた国同士の関係性や信頼をこの時代だけで取り崩すことになりかねないと危機感を大いに覚えました。

しっかりと現状を調査して、正しい理念で制度を活用し、実施出来る企業や機関、個人を繋ぐ仕組み、永続的に良好な関係性を作る仕組みを一歩ずつ作っていきたいと思います。
まずその一歩として直接話せる機会を増やすことは大切だと思いますし、このような機会から理解を増やしていける為、有意義であったと思います。

記事を書いた人小川 侑希(Yuki Ogawa)

現在大学4回生。大学時代に1年ほど長期インターンとしてベトナムのホーチミンに滞在。
滞在中に技能実習機関の最大手エスハイ社にて日本語教育などにも関わる。卒論のテーマは技能実習制度。現在大好きなベトナムと良好な関係性を築くべく、今問題が取り沙汰される本テーマでの最良の仕組み作りを検討中原稿テスト原

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